ガス欠だ!〜燃費の良い走り方とは?〜


燃費を少しでも良くしようと、スロットルを少ししか開けない走りをしてみる。
基本的には間違っていないが、『少しでもスロットルの開度を小さくして・・』と気にするあまり、トップギヤではなく、3速や4速で走ることは、逆に燃費を悪くするのだ。

一定の速度で走ろうとする場合、エンジンの回転が中速域以上の方がスロットルの開度は少なくて済むが、爆発燃焼に費やされるガソリンは少なくなったとしても、爆発回数が多ければ、結局ガソリン消費もそれなりに多くなってしまうのである。


エンジンは最大出力や最大トルクを発生する回転域が、一番燃焼効率がいい。よって、負荷が小さいと、効率の良い回転域まで回りたがる特性がある。だから、低いギヤの方が、エンジンが楽をしている印象をライダーに与えやすいのだ。そのため、スロットルの開度を小さく保ち、2速で6000rpm以上回してクルージングをすれば燃費が上がるという勘違いをさせてしまっている。


いろいろな条件によっても変わってはくるが、ひとまずエンジンの回転は低い方が燃費は伸びる。交差点などで発進加速する場合も、スロットルの開度を気にするより、早めにシフトアップするほうが燃費にとっては良い。つまり、トップギヤにいち早くシフトアップしてしまうこと!
多少スロットルを開けたとしても、その方が結果的にはガソリンを節約できるのだ。


スロットルの開度は、1/4〜1/3ぐらいまでなら、キャブレターなどの構造や設定上、それほど開度の違いが燃費に影響を与えることはない。ただ、1/2開度以上となると、一気にガソリンを大量に消費する。
そういう意味では、坂道の上り勾配に差しかかったら、スロットルの開度を小さくすることを優先しよう。高いギヤで大きなスロットル開度では、燃焼効率が悪く、ガソリンを無駄に使ってしまうためである。