長い間乗っていないバイクを動かす時は?
長い間乗らなかったバイクは、バッテリー上がりやキャブレターのオーバーフローだけじゃなく、時間の経過によって各部が影響を受けている。そのため、乗る前には下記項目をチェックしよう!
@バッテリーのチェック
しばらく乗っていなかったバイクで、新車ではなく2〜3年経ってい
て、さらに特に対策を講じていないのであれば、バッテリーはまず
ダウンしているものと覚悟したほうがいいだろう。セルが回ったらラ
ッキーなことであって、ダメなら充電しよう。
Aオイルのチェック
エンジンオイルもレベルゲージでチェックするなど、まず減っていな
いかどうかをチェックしよう。また、いつ交換したオイルかも一緒に
思い出してみよう。すでに1年以上経過しているのであれば、量は
充分に入っていたとしても、酸化して変質がはじまているので交換
することが必要である。エンジンオイルは運転中に高温にさらされ
て、排気ガスがわずかでも燃焼室からクランクケースに吹きぬける
ことで酸化が進行するのだ。さらに、その後、停めたまま放置して
いるのだから、クランクケースの中で劣化は進行し続けているので
ある。3000〜5000q毎の交換と、距離でインターバルを決めて
おくのがスタンダードだが、時間経過でも1年を超えているのであれ
ば、交換する距離に達していなくても、必ず交換しておくこと。
Bタイヤのチェック
タイヤも時間の経過によって空気圧がわずかずつではあるが減少し
ていく。そうでなくても、夏に乗ったときに調整した空気圧は、冬にな
れば気温の変化で膨張率が変わって、かなり低くなるものである。
タイヤゲージと簡単なポンプをカーケア用品店などで購入しておくと
いいだろう。もちろん、タイヤの溝が極端に減っていたら新しいものと
交換しよう。また減っていなくても、2年目あたりになるとハイグリップ
タイヤは空気中のオゾンによって変質しやすく、本来のグリップ力が
かなりドロップしている可能性があるのだ。滑ってしまってからでは
遅いので、2年以上経過していれば新品と交換しよう。
Cチェーンのチェック
ドライブチェーンも空気中にさらされているため、長期間放置してある
と油分が乾いていたり、湿気で錆びて真っ赤になった部分が出たり
する。給油するなら乾きを取る程度に抑えること。ジョイントにラバーリ
ングが組み込まれたシールチェーンは、中にグリスが封入されており、
柔らかいオイルをたっぷりと給油されてしまうと、そのグリスを外に導
いてしまうからである。チェーンの張りも確認して、必要であれば調整
しておこう。後輪を回して張りの極端に違う箇所があれば交換時期で
ある。