ひとりで押しがけしよう!〜@坂道を利用〜
セルモーターが弱々しく回り始めたもののすぐに止まってしまうという程度のバッテリーのダウンしかかった状態であれば、点火プラグを着火させることはできるので、押しがけでエンジンをかけることができる。
押しがけとは、ギヤを入れたままの状態でバイクを押し、セルモータの代わりに回転した後輪でエンジンを回して始動する方法のことである。
しかし、250cc以上のバイクの場合、後輪がエンジンをかけることができるぐらいまでスピードを上げるということは、車重があるためになかなか難しい。しかも後輪がスリップしてロックするぐらい、エンジンの圧縮も高いのだ。
そのため、もし近くに坂道があれば、下り坂を利用しよう。
下り勾配に差しかかったところでバイクにまたがり、メインキーをONにしてチョークを引き、ギヤをセカンドへ入れる。ローギヤだと減速比が大きいために後輪がロックしやすいのだ。
次にクラッチを切って、足で路面を蹴って下り勾配でバイクの車速が10q/hぐらいになるまで待つ。そこでクラッチを繋いで、エンジンが始動したらすぐにクラッチを切ってまずは停止させる。ギヤをニュートラルに戻せば、いつもの暖気運転状態になる。
このままエンストしないでしばらく乗れば、バッテリーが充電されてエンジンも暖まり、セルを回せば一発でかけることができる。