混合気を的確に爆発<点火系システム>


エンジンのシリンダー内で圧縮された混合気を、タイミングよく確実に爆発させているのが点火系(イグニッション)システムである。

点火系システムは次のパーツから構成されている。
まずはシグナルジェネレーター。これはエンジンの下部に設置されており、エンジン(クランク)の回転数を読み取って、電気信号として送る働きをしている。この信号を受信するのが点火システムである。


点火システムはシグナルジェネレーターから送られてきた信号に合わせて、オルタネーターという発電機や、バッテリーという蓄電器から受け取った電気をイグニッションコイルに送る。イグニッションコイルは受け取った電気の電圧を増幅させることが役割で、増幅された電気はスパークプラグで点火し、火花となって混合気を爆発させている。


点火システムにはポイント式点火・フルトランジスタ(セミトランジスタ)式点火CDI式点火の3種類があり、その違いはシグナルジェネレーターから送られてくる信号の読み取り方の違いである。ポイント式は機械式、セミトランジスタは半機械式で読み取るため、接点式点火方式と呼ばれている。これに対して、フルトランジスタとCDI式は電子式で読み取るため、無接点式点火方式と呼ばれている。

また、これらの点火方式にはさらに、バッテリーから電気を供給するバッテリー方式と、オルタネーターから電気を供給するフラマグ方式に分けられている。