フロントフォークが歪んでしまったら・・・
フロントフォークは立ちゴケ程度であれば、まず歪むことはない。
しかし、走行中に激しく転倒してしまうと、フォークの左右がねじれてしまい、平行でなくなることがある。転倒した時にバイクが滑走だけで止まれば、この歪みだけで済むが、ガードレールなどに衝突してしまうと、その衝撃によってフォークそのものが曲がってしまうことがある。
こうなってしまうと、フォークがストロークできなくなってしまうだけじゃなく、アライメントも狂ってしまい、まともに走ることができない。
一番手っ取り早いのは、自転車のように電柱などに前輪を横方向からぶつける方法だが、これは各部を傷めてしまうので、お勧めはできない。
フォークのアッパーブラケットとロアーブラケット(トップブリッジとロアーブリッジともいう)のインナーチューブを締め付けているクランプボルトを緩めて、前輪を手で持ってひねって修正しよう。フォークを横から見て、左右のチューブが平行になるまで繰り返しひねり続ける。ぴったりと重なって見えたら、ねじれが直ったことになる。この修正が終わったら、フォークのクランプを厳重に締め付けて完了である。
本来は、ステアリングヘッドを締めているベアリングのアジャスターまで締めて微調整をするが、とりあえずの応急処置であれば、この程度の修正で充分である。