もしも転倒してしまったら・・・


もしも転倒してしまったら・・・。
まずは自分の体を心配しよう。転倒の滑走から体が停まったら、すぐに早く起き上がって路肩に逃げる!慌てて転倒したバイクに駆け寄ってしまうライダーもいるが、これは一番危険な行為である。そう、そこは道路なのだ!たとえ単独で転倒したとしても、後続車が突っ込んでくることもあるのだ。たいした怪我もしないで済んでいたのに後続車に跳ねられてしまった・・・といったことがないように、まずはいち早く避難することが重要である。


体をチェックしてみて、刺すような激痛が走ったり、痺れたように感覚がなく重く動かないところがあったら、それは骨折の疑いがある。バイクを起こすことはできないので、通りがかりの車やバイクに助けてもらおう。もし、怪我もないようであれば、道路で転倒しているバイクをまず起こさなければいけないが、他の車両の交通を確認しながら行うこと。


バイクを起こすとき、もしそれが立ちゴケ程度であったとしても、慌てて起こすことができない。さらに、坂道で傾斜がついた場所でバイクのタイヤ側が勾配の上の方を向いている状態で起こせないでいるケース。400ccを超えていれば、装備重量で200s近くある。これを坂に対して下を向いた側から起こすというのは、かなり無理がある。バイクを起こしかかった状態で横に回転させるなどして、車体の前でも後ろでも一方が傾斜に対して平行になるまで動かすことができれば、あとは普通に起こすことができるのだ。
もしも、起こせないほどの重量を感じたら、状況をまず考えてみよう。


それから、起こしたバイクを路肩まで移動することができたら、転倒した跡にガソリンがこぼれていないかチェックする。横倒しになってしまうと、ガソリンタンクのキャップが開いていなくても、ブリーザーから漏れたり、キャブレターのオーバーフローパイプから出たりと、ガソリンを路面にまいてしまう可能性がある。さらにオイルをこぼしてしまったら一大事である。その上を他のバイクが通ったら、路面が滑りやすい状態になっているので、転倒してしまう可能性すらある。もしもガソリンがこぼれてしまったら、路肩から土を運んでまいて、ガソリンを早く乾くようにしよう。

その後は自分のバイクの確認である。
まずはエンジンに損傷がないかどうか確認する。クランクケースが割れていたりすると、走り出してから自分のオイル漏れで転倒してしまうことがある。次にブレーキや足まわりを確認する。ブレーキオイルが漏れていないかなど、傷ついたところだけじゃなく、思ってもみなかったところに衝撃を受けている可能性があるので、走行を支える重要なパーツは全て確認しよう
そして最後にレバーなどの曲がりやすい部分の損傷状態を確認する。折れてさえなければなんとかなるので、また転倒しないように気持ちを切り替えよう。